5/9・10と滋賀県まで合宿に行ってきました。
84期エクスマ塾大阪
エクスペリエンスマーケティング(エクスマ)
モノを売るという観点ではなく、体験を売るというマーケティング手法を提唱されている藤村正宏先生の塾生となりました。
その第1講が滋賀県雄琴市にある旅館木もれびで行われました。
このエクスマを知ったのは約3年前のことで、エクスマセミナーには何度も足を運んでいたのですが、塾に入るまでは至りませんでした。
でも、今年に入って入塾を強く希望したのです。
エクスマに入塾した目的
合宿1日目の中盤で塾生及びサポート講師の自己紹介コーナーがありました。話す内容は以下の5点。
・名前、出身地
・仕事の内容
・どこでエクスマを知ったか
・エクスマ入塾の目的
・ニックネーム
この中でエクスマ入塾の目的を説明するのが、私は正直一番困りました。
元々、藤村先生の思想に深い共感を得ていた人間なので、セミナーには幾度も足を運び学びを得たつもりでいました。だから正直なところ目的を具体的に表現するのが少々難しかったのです。強い意志はあったのですよ。なんとなく入塾したわけではないのですが、説明は難しかった。
で、「私がいる瓦業界は今後厳しい状況に置かれると予測されており、会社をどのような方向に進めるのかの指針としたい。」的なことを話したと思います。大分ザックリの説明しかできませんでした。
でも、あれから藤村先生のレクチャーを思い返して、はっきりとしたイメージに辿り着きました。
真理を知ること
藤村先生のレクチャーの中で一番衝撃を受けたのがこのスライド
ガリレオ・ガリレイ
ささいなことを無視すれば、全てのものは同じ速度で落ちる
大雑把に捉えることでものごとは単純になる
小さなことにこだわらない
ささいなことにこだわらなかったお陰で普遍的な法則を発見した
物事をシンプルに考え構造を見ていくと本質とは何かがわかってくる
物理学に於いて世の中の理はこのガリレオの発見から始まった。要するに真理。
というお話だったと思います。
この時はとても深く考えれる状況ではなかったのですが、合宿2日間で一番頭から離れなかったスライドだったのです。
私なりに思う真理
私は100年以上続く会社の跡取りで、今すでに会社からすれば重要なポジションにいます。
会社の売上、業界の行先、人事活動、事業展開、などなど頭の中は悩みでいっぱいです。その解決には人脈作り、営業活動、社員教育、広報活動など手段を考えることに奮闘していました。
ささいなことに目を向け過ぎて、行き詰っていたのかもしれない。
真理を知らなかったから、ささいなことがとても重要なことと思いこんでいたのかもしれない。
真理とはなんだろう?
私なりに思う真理とは「幸せ」だと思います。
人にはそれぞれの価値観がある。ひとりひとりがそれぞれの価値観を持っています。
だから幸せだと感じるコトも違う。
でも、
「幸せ」という感情だけはみんな一緒だと思うわけです。何が幸せとかじゃなくて、「幸せ」という感情自身。
これが私なりの真理。
入塾の目的はこういうことに気付きたかったんだと思います。
真理がわかれば手段が見えてくる
私の「幸せ」はどんな時に生まれるか?
何をしている時か?
何を食べてる時か?
何を言われた時か?
何をしてもらった時か?
何をしてあげた時か?
真理から手段を見つければ物事がうまくいくんじゃないかって直感で思いました。モノではなく体験(エクスペリエンス)とはそういうことかなって思います。
違ってたらどうしよ…
以上
渡邊智仁
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