貸し工場のスレート屋根葺き替え工事がスタートしてます。ここのお施主様は私の同級生でして、直接お仕事を発注してもらってます。元請になるととってもワクワクします。伝統を守る老舗瓦屋4代目の寅さんです。
事前準備が仕事の9割を占める
概算見積提出から口頭にてオッケーを頂いてから、工事までかなりの時間を要しました。
クリアしないといけない事項がいくつもあったからです。
①テナントさんの営業を止めずに工事をする必要がある
②狭い立地でレッカー車の据え位置の確保
③前面道路が通学路となっている
まずは7つあるテナントさんに工事の概要を御説明し、それぞれの仕事内容と営業日時を把握。作業中に室内に落ちるホコリや破片が製品にかからないように足場屋さんにお願いして室内足場設営。レッカー車の据える位置を職人とレッカーオペレーターと入念に打ち合わせ。前面通学路使用の為に警察と学校と地域の代表さんと何度も打ち合わせ。
そして、雨のリスクも考慮して工程表を作成し、レッカー作業で御迷惑をかける近隣様にご挨拶。やっとのことで作業が開始できました。
あとは天気になることだけを祈って
通学路にレッカー車を据え付けれるのは、学校が休みの土日だけと取り決まりました。ってことは土日が雨だと足場をかけたまま全く工事が進まないという事態になる可能性があります。とにかく祈りました。土日は晴れてくれーーー!と
祈りは届きました。月火のどしゃ降りがウソのように、足場組開始の水曜日から見事に晴れ、最高の天気で土日を迎えることができました。しかもレッカーを据える位置の前のテナントさんが土曜日を休みにしてくれたこともあり、3日みていた作業をなんとか2日でやり終えることができました。これで1週間も工程を前倒しでき、次の土日に向け準備ができます。
あっつい中、職人さんはとっても頑張ってくれました。現場監督をしている私もすっごく頑張りました。
草むしりーーーーーー
やることねぇーーーーー
使い物にならないのーーーーー
邪魔なのーーーーー
残りの1割は大したことない。
渡邊智仁
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