はじめまして。入社6年目の南 力也です。
題名の通り屋根好きの屋根男です!
私は、もともと入社するまでは屋根なんて当たり前にありすぎて全然気にもしていなかったです。目線よりずっと上にあるし、地上にいるとほとんど見ることもないのに。。。
そんな私が屋根好きになったきっかけを紹介していこうと思います。
元興寺で日本最古の瓦との出会い
入社してからすぐ、当時の常務(現社長)から日本最古の瓦が奈良県にあると聞かされました。当時の私はあまり興味がなかったのですがその時だけは何故かすごく興味が沸き大阪から車で約1時間かけて奈良県にある元興寺に観に行ったのです。現地でパンフレットをもらい観光していると人だかりがあり、その先には日本最古の瓦が私を見下ろすように神々しく佇んでいました。その瞬間言葉がでませんでした。心を打たれ、何か気が引き締まる思いを感じたことを今でも鮮明に覚えています。日本最古の瓦は飛鳥時代から奈良時代のもので平城京遷都の際に法興寺から移転した時に持ってきた瓦だそうです。瓦を重ねる葺き方を行基葺といい、本葺きとも言われています。
無量寿寺でギネス世界記録の鬼瓦
まず初めに無量寿寺(念仏三宝山無量寿寺)とは、日本の新宗教団体。仏教系浄土門の単立宗教法人である。場所は兵庫県加東市で大阪から車で約1時間半くらいです。無量寿寺では全世界(五大陸51か国)の仏教指導者が集い仏教サミットも開催されるなど聞くだけで規模大きさがわかる。ここには以前、瓦学校に通っている時に先生に連れって行ってもらいギネス世界記録の鬼瓦を観に行きました。
そこには大きい鬼瓦が屋根の上に堂々と据わっていて、建物の大きさもそうですが無量寿寺にある建物すべてに瓦が葺かれていたのです。その時に感じた瓦の魅力や歴史をこれからの世代にも伝えていきたいと思いました。
まとめ
入社して配属されたのは工事部で主に新築屋根の管理業務でした。提案、発注、工程の打合せ管理など工事に至るまでの段取りしていくものでした。近年では新築住宅に瓦が使われる事も少ないと思っていたのでどうなるかと不安でしたが、いざ管理をしていくと瓦を利用するお客様もいてますし新しい屋根材にも出会いその魅力も知ることができ、どんな屋根材でも人々の暮らしを守ることに変わりないはないと思いました。これからも自分自身もっと屋根の魅力伝えていけるように精進していきたいと思います。
暮らし守るプロがいる
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