こんにちは、修繕の寅さんの富川です。
今回の案件は、風災被害で棟包み板金が飛んでしまった事例をお伝えします。
現場調査に向かうと、板金下地が露出し腐敗していましたので、下地の貫板を付け替え、棟包み板金を新たに付け替える補修工事を提案させて頂きました。
施工前
このような状況でも、薄型化粧スレート屋根の場合には下葺き材が仕込まれているため、雨漏り発生までに時間がかかったりすることもあり、その間、天井などにシミが出たりします。そして風化した木材が飛散する可能性もありますので、早急に対応が必要と判断しました。
施工内容
下地
既存の下地材を撤去し、新たに貫板をビスで留め付けていきます。
板金取付
棟包み板金のジョイント部分に二列コーキング処理を施します。これは、雨水が毛細管現象により板金重ね部分から水が入らないようにします。
後は釘で留め付けていき、既存板金取り合い部分にコーキング処理を施し、完了となります。万が一、表面のコーキングが切れたとしても、内部重ね部分もコーキング処理を施しているため、内部に雨水が入る事はございません。
まとめ
このように、屋根材が薄型化粧スレートの場合には、メンテナンス周期が各メーカーの推奨で約10年となっています。この事を考慮しますと、大切な家を守るためにも【修繕の寅さん】の無料点検をご利用頂くことをおすすめ致します。
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富川徳次
皆様初めまして、修繕の寅さんの富川と申します。保有資格は、かわらぶき一級技能士です。趣味は、釣り・読書・映画鑑賞です。瓦葺職人を28年、50歳で【修繕の寅さん】スタッフに、職人の経験と知識を活かし、お客様に寄り添いながら、ご提案をさせて頂き、大切なお家を雨風から守り、住んで安心を提供できるように邁進してまいります。
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