【屋根補修工事】台風21号の影響を受けた和瓦屋根の補修工事事例

 

こんにちは!修繕の寅さんの南 力也です。

今回ご紹介するのは、台風21号の影響を受けた和瓦屋根の補修工事事例です。建物は築40年以上と、とても古く、当時まで倉庫として使われておりましたが、最近では使用しておらず、いつ解体するか考えていた矢先に写真のように、一部の瓦がズレ落ちたりと台風の影響を強く受けた屋根となりました。
当然、屋根の下地状況も良くなく、屋根の葺き替え工事をご提案しましたが、建物の解体も考えているとの事でしたので、最低限の補修工事のみとなりました。といっても最低限の補修工事でも、雨漏れや不格好な屋根にさせる訳にはいかないですので、出来る範囲で徹底的に仕上げていきました。

屋根の現状(既存屋)

既存屋根の状態はとても酷く、瓦は落ちてなくなり、葺き土もパサパサでした。
写真以外の箇所(平部)の瓦もズレや浮き、割れ、抜け落ちている瓦が多数ありました。新設の補修工事では風切り丸は伏せずに工事をしていくことになりました。

和瓦屋根の補修事例

平部や妻(ケラバ)の補修工事は既存屋根下地に瓦桟や漆喰などを使用し、最低限の高さ調整を行い、新しい瓦を葺き上げていきました。そして平部全体は突き上げ補修をしていきました。屋根下地が波打っていたり、歩くと瓦ごとずり落ちてしまうような屋根状態での補修工事でしたので、特に瓦の荷揚げや屋根上での作業は慎重に進めていきました。下屋根の棟は既存の瓦を使用しながら、瓦全体の突き上げ補修や棟際の半端瓦入れて、積み替え工事をしていきました。

屋根の施工完了全景

・屋根全体、妻(ケラバ)補修工事

瓦全体の突き上げ補修や割れていた瓦も差し替えしたので、見栄えも綺麗な屋根に仕上がりお客様も喜んでおられました。

・棟 積み替え補修工事

既存の古瓦は起り(むくり)や反り(そり)が強かったですが、新設瓦との葺き位置を変えながら合わして葺き、棟を積んでいきました。

屋根の補修工事費用

・地域:富田林市 築40年以上

・工事概要:台風被害箇所の補修工事・屋根全体の瓦割れ差し替え工事・屋根全体の突き上げ補修工事

・費用:約30万円 産廃処分費含 ※仮設足場設置費用等は含んでおりません。

まとめ・お問い合わせ

今回の現場では復旧補修工事がメインでしたが、築年数も古く、屋根全体の劣化が進んでるいるような屋根では、葺き替え工事か瓦の葺き直し工事などをする事がオススメになります。瓦の葺き直し工事では既存の葺き土などを処分し、屋根下地の形成、ルーフィング貼りを経て、近代工法の桟に引っ掛けて釘で留め付けをする桟葺き工法で既存瓦を葺いていきますので、屋根の荷重も軽くなり、雨風にも負けない強い屋根が出来上がります。※葺き直し工事の場合、状態が良くない既存瓦は交換します。

修繕の寅さんではお客様のご要望をお聞きし、最善の方法をご提案しています。今回のような一部分のみの補修工事でも、徹底的に仕上げていきます。
屋根などでお困りの方は、ぜひ一度ご相談下さい!!

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初めまして!修繕の寅さんの担当している南 力也です! 私が修繕の寅さんを担当している最大の理由は、お客様と直接お会いし、お話しできて、尚且つ、工事完了後には笑顔で「ありがとう」と言われることで仕事のやりがいに繋がっているからです。 修繕の寅さんの「南 力也に任せて本当に良かった!」と思って頂くためにも、これからもお客様と寄り添い、一緒に作り上げていきたいと思います。何事にも全力で取り組んでいきますので、宜しくお願い致します。

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