【屋根工事】瓦棒葺き屋根からアスファルトシングル葺き屋根|大阪市生野区

 

こんにちは、修繕の寅さんの富川です。
今回、ご紹介しますのは瓦棒屋根が錆などによる経年劣化で雨漏りしたため、アスファルトシングル(田島ルーフィング株式会社、三星ロアーニⅡ)を葺く工事です。

アスファルトシングル(ロアーニⅡ)葺き

施工前

写真のように瓦棒表面は、塗装も剥げ落ちて所々錆が見受けられます。屋根の防水機能が低下していると判断しました。

施工中、アスファルトシングル葺き

下地張り

 

瓦棒にある心木を利用して、そこにエアー釘打ち機を使用して構造用合板12ミリを張ります。

軒先水切り取り付け・防水紙張り

軒先水切りを取り付け後、防水紙(田島ルーフィング株式会社、タディスセルフ)を張ります。屋根の勾配が緩いために片面粘着式のタディスセルフを使用しました。

ケラバ水切り取り付け

 

写真のようにケラバ水切のはぜを折り返して流れてきた水がオーバーフローしないように、下の板金に重ねて取り付けます。
ケラバ水切端部にシングルセメントをシーリングします。これにより水の侵入を防ぎます。

ロアーニⅡ本体葺き(緩勾配工法)

軒先水切りに合わせて、スターターを葺きます。スターター同士の接手部分とロアーニⅡ本体の接手とが、合わないようにずらしながら、ロアーニⅡ本体を葺きます。二段目以降も、ロアーニⅡ本体の接手部分が上段のロアーニⅡ本体の接手部分と合わないようにずらしながら、写真のように上下段のタブも半分ずれるように葺きます。

緩勾配の屋根なので、通常の釘打ち工法ではなく、接着工法にて施工していきました。

片流れ棟、壁取合い部の施工

笠木15×90を取り付け後シーリング処理をします。笠木の上に片流れ棟包板金を取り付けます。

施工後

アスファルトシングル葺き(ロアーニⅡ)後、屋根をあらためて確認いたしますと、大屋根の薄型化粧スレートと色味合わせしているため統一感がとれて、全体的にシックな仕上がりとなりました。

工事費・概要

・地域 大阪市生野区
・内容 アスファルトシングル葺き一式
・費用 約14万円

瓦棒屋根で雨漏りをしてお困りのお施主様へ

瓦棒葺き屋根で板金表面の塗装が錆などで剥げて、雨漏りをしてお悩みのお施主様は、是非とも【修繕の寅さん】にお任せください。色々なご提案をさせて頂き、また雨漏り部分が不明であっても徹底的に調査を行い原因究明いたします。一度ご相談ください。

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富川徳次

 皆様初めまして、修繕の寅さんの富川と申します。保有資格は、かわらぶき一級技能士です。趣味は、釣り・読書・映画鑑賞です。瓦葺職人を28年、50歳で【修繕の寅さん】スタッフに、職人の経験と知識を活かし、お客様に寄り添いながら、ご提案をさせて頂き、大切なお家を雨風から守り、住んで安心を提供できるように邁進してまいります。

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