こんにちは!修繕の寅さんの南 力也です。
写真は20年以上前の屋根になります。
使用屋根材はアスベストを含むカラーベストでした。
お客様から屋根の傷んでるところを補修してほしいと言われ、調査させて頂いたのですが、やはり20年以上前の屋根材となると経年劣化がひどく、写真では判断できないですがクラック(ひび割れ)、苔、黒カビなどが多く、とても補修ができるような状態ではありませんでしたので、カバー工法をお勧めさせて頂きました。
そしてもうひとつ、、、今回はお客様から外壁の一部の塗装もご発注頂きました!
実は、屋根塗装、外壁塗装も受け付けています。
足場をするなら屋根、外壁を一緒に綺麗にしたいですよね。
ということで、屋根はカバー工法、外壁は一部(指定された範囲)を塗装をすることになりました。
カバー工法とは
カラーベスト、シングル材等などの上から金属板、GL鋼板(ガルバリウム鋼板)、ふきいわゆる板金と言われている材で被せる工法をカバー工法と呼びます。
カバー工法は既存の屋根材の上から、新しい屋根材を張るので、既存の屋根材をめくる手間や処分費がかかりません。工期も葺き替えより1週間程短く済んでしまいます。ただ、屋根材によってはカバー工法が適用しないのもありますので確認が必要です。
板金のメリット、デメリット
メリット・・・なんと言っても超軽量。近年では屋根の軽量化が進んでいますし、本体同士をかみ合わせて葺いていきますので雨の侵入も防ぎ、強風で飛んでいくこともありません。完全不燃のため火災にも強いですよ。
デメリット・・・超軽量のため本体の厚みは薄くなっており、何かの反動で少し当たったりすると本体がへこんでしまうことがあります。そのため搬入時、施工中、完了後の検査などは特に気を使って扱わないといけないですね。
屋根工事完了までの流れ
・既存の棟板金を撤去後、軒先水切取付、ルーフィング(防水紙)を貼る
まとめ
今回ご紹介させて頂いたように、カバー工法では既存の屋根材をめくる事なく葺いていきますので、工事の進みも早いですね。
(但し、屋根形状や屋根勾配によっては工事期間も異なりますのでご注意を!!)
近年色々な屋根材があり、お客様の屋根にあった提案も可能ですので、少しでも気になる事があればなんでもご相談下さい!!
次回は一部塗装した事例についてご紹介しますので、ぜひ見てくださいね!!
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