一昨日は東日本でかなり激しいゲリラ豪雨があったようですね(>_<)昨日は関西でもゲリラ豪雨が発生しました。毎日毎日ニュース番組では「今日もゲリラ豪雨に注意しましょう!」って言ってます。
屋根屋はゲリラ豪雨が天敵
ゲリラ豪雨ってめっちゃ凄い雨量が怖いですけど、いきなり降るってのが屋根屋からすると一番怖いんです。特に屋根リフォームの現場だったら、雨水から家を守る瓦をめくって、家が裸の状態になるんです。
そこにゲリラが来ると…
想像するだけでも恐ろしい…
屋根だけのリフォームならお施主様が住みながら工事することがほとんどの場合です。もし雨漏れすると室内の電化製品や衣類など損害は計り知れません。
豪雨レーダーをフル活用
天気予報では予測しきれないゲリラを豪雨レーダーで予測します。
日本気象協会のアプリ「tenki.jp」豪雨レーダーなら10分毎の実況と予報を見ることができます。屋根の上から空を見ると、「あれ?あの雲なんか怪しい…」ってなります。で、豪雨レーダーを見ると、今どこら辺に雲があって豪雨を降らしているかがわかります。雲がどのように移動してくるかも予測可能です。
あと30分でこっちに来そうってなると、大急ぎで屋根の雨養生(ブルーシート被せたり、電気工具を片づけたり)をするわけです。
この判断を見誤ると大事故になっちゃうわけですね。
怪しい雲はどんな雲?
実は・・・
①②③全部やばい雲です。
通常の雨を降らす雲はもっと薄く全体的に広がっている感じ。
ゲリラ雲の特徴はモコモコと厚みがあること。
これらの写真の違いは近いか遠いからしいです。雲が黒く見えるとすぐ近くまで来ていると判断して急ピッチで対処をする必要があります。
以上、どの職種よりも雨に敏感な屋根屋の寅さんでした。
The following two tabs change content below.
渡邊智仁
代表取締役社長 : 瓦寅工業㈱ 修繕の寅さん
瓦寅工業株式会社は大正5年創業の100年企業です。社寺仏閣から戸建住宅まで幅広く、屋根工事専門店として施工させて頂いております。
その中でも「修繕の寅さん」は一般住宅の屋根修理、葺き替え、リフォームに特化した店舗です。屋根のトラブル問い合わせは屋根一筋100年、屋根のプロである修繕の寅さんに御一報下さい。
100年培った「知識、経験、技術」で工事させて頂きます。
【本社】大阪市生野区林寺1-5-14
【堺ショールーム】堺市中区大野芝町225-3
≪保有資格≫1級かわらぶき技能士・瓦屋根工事技士・瓦屋根診断技士・遮熱施工管理士・一般建築物石綿含有建材調査者
最新記事 by 渡邊智仁 (全て見る)
- 【棟(大棟)の積み替え工事】積み替え工事とはなにか、費用とともに解説 - 2024年1月31日
- 屋根の「棟」とはどこを指すのか:棟の持つ役割や必要なメンテナンスを紹介 - 2024年1月26日
- ガルバリウム鋼板屋根の経年劣化事例と寿命を伸ばすためのメンテナンス - 2024年1月24日